施工設備・手順

スクリューフリクションパイル工法（以下、SFP工法）は、一般的な柱状改良工法の施工機・設備に、SFP工法専用のケーシングと先端掘削刃を実装して施工します。

１．設置、建込み

打設位置（杭芯）にマーキング。（専用のケーシングを実装した）施工機ならびに部材搬入。プラントを設置し、セメントミルク製造します。

２．回転貫入

打設位置に杭芯をセットし、先端掘削刃を取り付けたケーシングを所定の深度まで回転貫入させます。

３．セメントミルク吐出、引き上げ

先端に付けた掘削刃を取り外した後、ケーシング内にセメントミルクを吐出しながら回転して引き上げます。
回転して引き上げることで、ケーシング先端側面に付けた軸掘削刃によって補強体に螺旋状の節を形成することができます。

４．補強体頭部処理

杭頭を所定のレベルに調整して施工完了。